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エッソ、ゼネラル、モービルのセルフSSでドライブスルー洗車機が設置されているところのほとんどが「エクスプレスウォッシュ」を設置しています。
特徴はサービスステーションの建物と統一された洗車機本体他、周辺機器のデザイン、専用コース「泡ジェットシリーズ」の搭載などが挙げられます。
しかしその専用デザインのおかげで、元になっている機種やメーカーが判別しにくい事が多いようです。ここではエクスプレスウォッシュの機種、洗車機製造メーカー
の判別方法、とくに外観で一番見分けやすい「側面安全装置他による判別方法」を紹介することにします。
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基本的にエクスプレスウォッシュはビユーテー、ダイフク、YASUI、エムケーといったおなじみの洗車機メーカーが製造しています。各メーカーのドライブスルー洗車機のラインナップ
にある機種がエクスプレスウォッシュ仕様で製造されて設置されているわけですね。
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まずはエムケーからです。画像の機種はエムケー精工社製ドライブスルー洗車機「アイメックスVS」。 エクスプレスウォッシュで一番多く設置されているのはエムケー精工社製洗車機です。
一番多く設置されている理由はエムケー精工が「指定機種」になっているから・・・のようです(運営側がエムケー精工以外のメーカーを希望しなければ、エムケーになるという事)
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★エムケー精工社製の見分け方!
側面安全装置・・・エムケーの場合、安全装置の上側の根元が画像のように「シルバーの箱状」の物になっています。
あと操作パネルも青色メインになっていますが通常仕様機と同配列の物です。洗車機の側面安全装置、本体側操作パネルが左の画像と同じ形状だったらそれはエムケー精工製になります。
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続いてはダイフクです。画像の機種は少し古い機種ですが、ダイフク社製ドライブスルー洗車機「ツインスルージョイ」。
洗浄ユニットと乾燥ユニットが分かれているツインスルー系の場合は判別が簡単ですね。
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★ダイフク社製の見分け方!
側面安全装置・・・ダイフクの場合、洗車機本体を横から見ると・・・安全装置が横から突き出た棒状部品で「若干斜め」にピンと張られているのが特徴です。ツインスルー仕様機ではない機種がエクスプレスウォッシュになっている
場合はこれで判断できます。
操作パネルのほうは通常仕様機とおなじ配列、デザインの物がそのまま使われているので判別は簡単です。
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3つめはYASUIになります。画像の機種はYASUI製ドライブスルー洗車機「フォースブリッツDUO(デュオ)」。
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★YASUI製の見分け方!
側面安全装置・・・画像でわかるとおりYASUIは通常機種でも特徴的な黄色のゴツイ安全装置が目印です。これはシンプルなエクスプレスウォッシュ仕様ではさらに
目立つ存在になっています。
操作パネルのほうは通常仕様機だと復旧用と非常停止ボタンしか無いのですが、画像の機種では一部ボタンが装着されています。しかしYASUIは洗車事業から撤退したため今後は数が減っていく
と思われます。
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最後はビユーテーです。
画像はスーパースルーミディ。
移動式洗車機では現在もシェアトップですが、エクスプレスウォッシュではそうとは行かないようで「少数派」になります。
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★ビユーテー社製の見分け方!
側面安全装置・・・画像をよく見ると上側の始点が黒い筒状部品になっています。これがビユーテー社製の側面安全装置による見分け方のポイントです。
ここで紹介するミディでは本体側操作パネルは通常仕様機と同じ配列の青色版です。よく見るとカービユティシャンのイーグルマークが描かれています。これでばっちりですね。
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その他では周辺機器、例えば車高検知ゲートや洗車機本体につながっている誘導ポールの先端の形状なんかでも見分けることができます。
それは各自の自主勉強ということで・・・
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最後に。
今まで安全上の理由等でドライブスルー機には装着されていませんでしたが、最近新しく設置されるエクスプレスウォッシュにはタイヤブラシが装着されている場合があります。これは各洗車機メーカーへエクスプレスウォッシュにしか搭載を許可していない専用機構になります。
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